チャココとしらたまとフクとクロ

前半は保護犬ココとチャコ、後半は保護猫フク&クロと保護犬しらたまとの、どたばた楽しい日々を綴ります

2019北海道#5(尻別川カヌーで沈)

ニセコの道の駅の朝はどんより蒸し暑い。

 

昨日、下見をした羊蹄大橋近くからエントリーします。

この場所は、他のカヌーツアーやラフティングでも使ってるみたい。

「出発だワン!」

最初にちょっとだけ、わさわさしましたが、いたって平和な流れ。

橋のたもとに釣り人がいました。できるだけ離れて通過。

静水ゾーンに来ました。水面が鏡面みたい。

今回、距離が短いので、このエリアで行ったり来たりして写真を撮ってました。

先に瀬があるようですが、小さそうなので、真ん中を通過しましょう。

 

ここで、事故発生。

カヌーが隠れ岩に引っ掛って身動きできなくなり、傾いたカヌーに水が入ってきた!

たまらずカヌーから降りると、チャココも下流に流れて行っちゃったよー。

目で追うと、何とか左の岸の方にたどり着いたっぽいけど、大丈夫かな。

すぐに追いかけたいけど、カヌーは流れで岩に張りついて動かず、 中は水浸し。

カメラは完全に水没。 ドローンのケースは完全防水じゃないから、ダメかも。

10分くらい流れと格闘して、 何とかカヌーを岩の上に引き上げました。 

岸に流れついたココが、不安気にこっちに来ようとしてる。

でも、途中で流されそうなので、”待て”を叫びながら岸へ。

チャコが見当たらないけど、大丈夫かな?

奥の茂みにチャコもいました。二匹とも無事で良かったよー。 

カヌーに戻って、中の水を排水します。

ひっくり返して、排水完了。

チャココを運んで、再びカヌーへ。

カヌーは、フレームが何本か曲がってるけど、まだ乗れそうだったので、再スタートします。

「ヒドイ目に会ったワン!」

「危なかったワン!」

ゴール目印の富士見橋が見えてきました。

河原に上陸。もうぐったり。

でも、ヒトもチャココも無事で何より。

被害状況の確認、

チャココ父のデジカメ X-20は水没でダメっぽい。ドローンはケース内に浸水あり微妙。

チャココ母のiPhone(防水?)も、浸水で画面や動作が怪しい。

カヌーは、キールが大きく曲がり、リブフレームは破断して無残な姿。水の力は恐るべし。

人的・犬的被害はなかったけど、物的被害は甚大也。

たったの2kmの、”なんちゃって川下り”の予定が、残念な川下りになってしまいました。

今回、沈したところは、ネットや川地図でも何の注意もなくノーマーク。

でも、隠れ岩が多くて、この水位ではファルトでは通過困難だったような気もします。

下見も難しい場所なので、ツアーについていくくらいしか回避策がないかな。

せめてドローンはちゃんと防水バッグに入れておけば良かったと反省。

沈は6年前の長瀞以来の2回目。やっぱり怖い。 

 

暑くて天気も悪かったところ、カヌーとドローンとデジカメを失い、旅の後半はどうしようか。。。